SITE MAP ワイン  灯台
ぎゃるりー
 リンク 自己紹介

TOP PAGE
SITE MAP
LIGHTHOUSE
 灯台めぐり 目次
燈台紀行・九州沖縄
北の潮彩 
五国灯台歴訪 
黒潮灯台紀行 
 荒凪灯台紀行
燈台紀行・山陰海岸 
 ふるさとの灯台
は現在地です 

このページと、前のページの計9基の灯台訪問は、九州の海岸線での空白地帯を埋める灯台めぐりだった。
下関から近い九州の灯台を訪問しyたのは、灯台めぐりを始めた始めた初期の段階で、
訪問する灯台に、これといった基準がなかった。 漏れがずいぶんとあった。
今回の旅で、甑列島を水平線に望みながら、訪問を断念したのは残念だったが、
甑列島を含めた離島訪問は、本土の灯台一巡を終えてから 「離島シリーズ」 として、日を改めて取り組むことにしよう。
以上をもって、九州本島の灯台めぐり完結、とする。

燈台紀行・九州 沖縄

日向灘

TOP PAGE
SITE MAP
LIGHTHOUSE
 灯台めぐり 目次
燈台紀行・九州沖縄
北の潮彩 
五国灯台歴訪 
黒潮灯台紀行 
 荒凪灯台紀行
燈台紀行・山陰海岸 
 ふるさとの灯台
は現在地です 
31°48' 23"N  131°28' 46"E   白色 塔形
単閃白光 毎4秒に1閃光   500カンデラ (8M)
光達距離 12海里   地上〜頂部:12.2m、水面〜灯火:13m
初点灯 昭和44年3月29日

鞍埼灯台がある大島の船着き場は、潮の干満に対応できるように階段になっている。
着いたときは最上段を使った。 帰りは中程の段だ。 と言うことは、潮が引いている!
1時間かけて青島に到着する頃には、潮はもっと引いている。 灯台まで歩ける!
雨が降らなかったことに加えて、潮の干満まで私の味方をしてくれる! やはり、日ごろの行いだろう。 ここでも、正義は勝つ!

この灯台も、前回の灯台めぐりで訪問を割愛した灯台だ。
大した理由はない。 観光客に混じっての人混みが嫌いだったからだ。 今回は人混みに飛び込んだ。
思った通り、潮は引いていた。 おそらく、一番引いている状態だったろう。
鬼の洗濯板を歩いた。 てこずった。 太陽が照っていないから、岩が乾いていないのだ。 海苔や藻も付いていて滑る。

31°30' 38"N  131°25' 05"E  白色 12角形 コンクリート造
第3等大型 群閃白光 毎15秒を隔て5秒に2閃光   800,000カンデラ
光達距離 24.5海里(約44km)   地上〜頂部:14.09m、水面〜灯火:87.7m
初点灯 明治17年8月15日

長崎鼻灯台訪問を終えるまで、二日目に訪ねる灯台は下甑島の釣掛埼灯台と決めていた。
ところが、あれこれ考えるうちに、釣掛島灯台訪問を取りやめた。 東シナ海から太平洋の鞍崎灯台への針路変更だ。

下甑島の釣掛埼灯台まで、定期船は高速船で2便ある。 日帰りは可能だが、時間的に訪問できるのは1基だけだ。
私のことだから甑列島にある5基のうち1基だけの訪問では必ず悔いを残す。
また、ミミッチイ話だが、往復で7,000円を超える運賃がかかる。
釣掛埼灯台には、それだけの価値があるとは思うが、費用対効果の問題だ。

そこで急浮上したのが 「もう一つの腹案」 だ。 鞍埼灯台。
4年前
九州東岸〜南岸の灯台めぐりで、鞍埼灯台訪問を割愛している。 あの頃は、船で渡る灯台は眼中になかったのだ。
灯台は宮崎県南郷町から市営の連絡船で10分の大島に立つ。 明治17年初点灯の、日本で最古のコンクリート造灯台だ。
日本一周の完結を控えて、先に訪問しておくべき灯台は、離島の釣掛埼灯台ではなくて、沿岸の鞍埼灯台の方だ。

第1便の連絡船で島に渡り、第2便で南郷港に戻れば、ちょうど3時間。 理想的な、島の灯台めぐりができる。
大島の船着き場から鞍崎灯台までの道は亜熱帯を思わせるプロムナードで、整備されているから快適に歩ける。
私が眺めている道中の景色を、灯台仲間のT氏も歩いている。 彼はどんなふうに観ながら歩いたのだろうか。
太平洋を眺める休憩所を過ぎると、灯台が姿を現す。 その現し方がいい。
天候は曇天。 撮った写真は真っ白け。 曇天でも灰色の雲なら灯塔が引き立つが、真っ白い雲だから話にならん!
片道40分余りで立派な灯台に到着する。


2006年1月に始めた灯台めぐりは、2010年5月に本州など4島の海岸線を一周することになる。
海上はるかな離島を除いて、沿岸部の主な灯台は300基以上訪問することになるが、
九州南岸と東岸に残った数基の未訪問灯台を訪問しなければ、日本一周したと豪語できない。 
そこで、未訪問灯台として残っている甑海峡に臨んだ7基と日向灘の2基を訪問した。

灯台敷地内に併設された 鞍埼水島照射灯

日向青島(ひゅうがあおしま)灯台

鞍埼灯台

日向青島灯台

鞍埼(くらさき)灯台

甑海峡の灯台は 前のページ です。

@ 九州東岸  A 九州南岸   B 西海の灯台  C 有明・天草の灯台  
D 沖縄・東シナ海  E 沖縄・太平洋  F 甑海峡  G 日向灘(このページです)  

燈台紀行・九州 沖縄 ページのご案内 
 @ 九州東岸の灯台 A 九州南岸の灯台   B 西海の灯台
C 有明・不知火・天草の灯台  D 沖縄 東シナ海の灯台   E 沖縄 太平洋の灯台
F 甑海峡  G 日向灘   

やっとの思いで灯台までたどり着いた
用心していたのに、帰り道で滑って転んだ。 膝を打って痛かった。
しかし、延々と続く鬼の洗濯板を往復して、1回の転倒で済めばいい方だろう。
教訓。 鬼の洗濯板を歩くな。 多分、もう行くことはないだろうけれど。

inserted by FC2 system