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北海道南岸の灯台(東)
北海道南岸の灯台(東)−1
      静内灯台  海保と、地元の皆さんの灯台を大事にする気持ちが窺える
 番号 ・ 名称 0105 静内灯台 Shizunai  北緯 42 19 .7  東径 142 22 .3
 灯質 単閃白光 毎10秒に1閃光  光達距離 21海里  水面〜灯光 91m
 灯塔 白地に赤横帯1本 塔形  灯塔の高さ 12m  国土地理院地形図へ
 初点 1967.11 (昭和42年)  プレート 初点プレート  訪問日 2007.05.21
 場所 海抜80m  駐車 可  訪問難易度   5 ― 4 ― 3 ― A ― 1
 
 私は浦河方面から向かったので、静内灯台を遠くから確認できなかった。
 静内川の手前に斜面を登る道があり、それさえ見つければあとは簡単だ。 平坦地に出れば見える。
 こじんまりした灯台だが、光達距離21海里の国際番号を持つ灯台だ。
 敷地は公園化されて整備されており、好感が持てる。 灯台の4隅に灯台名を彫った石柱が置かれ
 どの角度から写真を撮っても灯台名が写る仕掛け。 おらが灯台を愛する気持ちだろう。
 ステンレス製の扉は鏡のようにピカピカで、思わず、扉に自分の姿を写してシャッターを押した。

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馬閑人 の 雑感 ・ 雑記録 (早い話が、ボツにした雑文)















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★襟裳岬灯台
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北海道南岸の灯台(東)−5
      広尾灯台  住宅地の灯台に、岬や孤島に立つ灯台の厳しさを求めてはいけない
 番号 ・ 名称 0122 広尾灯台 Hiroo  北緯 42 27 .1  東径 143 37 .7
 灯質 群閃白光 毎10秒を隔てて5秒間に2閃光  光達距離 17海里  水面〜灯光 38m
 灯塔 白 塔形(四角)  灯塔の高さ 13m  国土地理院地形図
 初点 1959.03.01 (昭和34年)  プレート 初点プレート  訪問日 2007/05.20
 場所 住宅地  駐車 路上  訪問難易度   5 ― 4 ― 3 ― 2 ― @
 
 襟裳岬灯台から広尾灯台までの間は巨額の工事費を投入して道路を作った。 黄金道路という。
 その、山が海にせり出した区間を過ぎて広尾灯台から釧路埼灯台まで、大きい弧を描く海岸線は長い。
 実際に現地を走ってみると多少の凹凸はあるものの、地図で見る海岸線は単調なものだ。
 複雑な海岸線と単調な海岸線の境に広尾の街があり、灯台がある。
 かつての小高い崖の上まで住宅地に飲み込まれている。 国道から入ったほうが分かりやすい。
 灯室の前方は丸で、後方は角。 それが四角い灯塔の上に乗っている。

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北海道南岸の灯台(東)−4
      襟裳岬灯台  名残り尽きなさが岩礁となって海に続き、没する
 番号 ・ 名称 0120 襟裳岬灯台 Erimo Misaki  北緯 41 55 .5  東径 143 14 .6
 灯質 単閃白光 毎15秒に1閃光  光達距離 22海里  水面〜灯光 73m
 灯塔 白 塔形  灯塔の高さ 14m  国土地理院地形図
 初点 1889.06.25 (明治22年) 昭和25年再建  プレート 標識  訪問日 2007.05.20
 場所 観光地  駐車 可  訪問難易度   5 ― 4 ― 3 ― 2 ― @
 
 ♪風はひゅるひゅる波はざんぶりこ 春はいつ来る燈台守と 襟裳岬の女の子‥‥ (襟裳岬 ・ 丘灯至夫)
 森進一が唄う前に島倉千代子がヒットさせている。 島倉千代子は地名普及の最大功労者だそうな。
 えりも町(旧 幌泉町) の、これしかない観光資源だから周囲は整備されていて、寂寥感はない。
 南から東、その先には何もないから 「海に突き出た岬」 という実感は道内随一だ。
 諸説あるが、エリモの語源エンルムは、アイヌ語で 「突き出た頭 = 岬」 とされている。
 かつては北海道で唯一第1等レンズを備えた灯台だったが、米機の爆弾投下で飴のように溶けてしまった。
 
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北海道南岸の灯台(東)−3
      幌泉灯台  灯台に向かうとき、夕陽の美しさにではなく、夕陽を見れたことに涙した
 番号 ・ 名称 0119 幌泉灯台 Horoizumi  北緯 42 00 .9  東径 143 09 .0
 灯質 等明暗白光 明3秒暗3秒  光達距離 15海里  水面〜灯光 68m
 灯塔 白赤横線 塔形  灯塔の高さ 13m  国土地理院地形図
 初点 1891.11 (明治24年) 昭和53年移転改築  プレート 初点プレート  訪問日 2007.05.20
 場所  駐車  訪問難易度   5 ― 4 ― 3 ― A ― 1
 
 カーナビの誘導は役場前で途絶えた。 サァ、どうしよう、と思ったら役場前で車を洗う職員が。
 役場前の大きいお寺、その脇の小道を教えてもらい、道なりに走ったら程なく灯台のそばに着いた。
 光達距離15海里で、国際番号を貰える基準に達した灯台だ。 こじんまりとまとまっている。
 ただ、幌泉灯台の影が薄いのは、襟裳岬を過ぎてからの夕陽があまりに美しかったからなのか。
 北海道で始めてみる夕陽だ。 この日まで、夕陽を拝めるような天気じゃなかったのだ。
 見れなければ仕方ないと思ってはみても、やはり見たかった。 やっと最後に見れた!

「北の潮彩」 で唯一の自画像。鏡絵だから左右は逆 →
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北海道南岸の灯台(東)−2
      浦河灯台  この灯台に罪はないが、私の不注意で汚点を残してしまった
 番号 ・ 名称 0113 浦河灯台 Urakawa  北緯 42 09 .8  東径 142 46 .6
 灯質 単閃白光 毎5秒に1閃光  光達距離 18海里  水面〜灯光 47m
 灯塔 白赤横線 塔形(箱型)  灯塔の高さ 12m  国土地理院地形図
 初点 1949.11 (昭和24年) 昭和六十年改築  プレート 初点プレート  訪問日 2007.05.21
 場所 幼稚園の隣  駐車 側溝に気をつけて  訪問難易度   5 ― 4 ― 3 ― A ― 1
 
 カーナビは灯台のすぐ近くまで誘導してくれたが、灯台への道が分からなかった。
 車を道端の草地に止めて探そうとしたのが間違いの元。 詳細は → blog [「風の旅日記」 へ。

 汚点は残してしまったが、灯塔はユニークで面白い。
 コンクリートの四角い柱の上部をもぎ取って、申し訳程度に灯室をおいたもの。
 山側から見ると何の施設か分からない。 強い風と寒さを考えればこんな形状になるのか。
 安定感はある。 安定感がありすぎるほどだ。

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津軽海峡 北海道南岸(西) 北海道南岸(東) 北海道東岸 国境の海
オホーツク海 利尻 ・ 礼文 北海道北西岸 北海道西岸 北海道南西岸
光度の強さ 道内2位
 実効光度 72万カンデラ
夕陽を見れたことに涙した
これを見て灯台と思う?
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