番号 ・ 名称 0039 恵山岬灯台 Esan Misaki | 北緯 41 48 .9 | 東径 141 11 .0 | |
灯質 等明暗白光 明3秒暗3秒 | 光達距離 17海里 | 水面〜灯光 44m | |
灯塔 白 塔形 | 灯塔の高さ 19m | 国土地理院地形図へ | |
初点 1890.11.01 (明治23年) 平成元年改築 | プレート 初点プレート | 訪問日 2007.05.15 | |
場所 観光地 | 駐車 可 | 訪問難易度 難 5 ― 4 ― 3 ― 2 ― @ 易 | |
函館の人は、五稜郭の花見が終われば、次は恵山のつつじ祭りだという。 恵山岬灯台の周辺はタンポポが競って咲いていた。 一帯は公園で、近くにはホテルがあり、 干潮時だけ入れる海浜温泉もあるらしいが、灯台しか眼中にない私には無縁だ。 灯塔は 「優美」 といってよかろう。 北海道でも、冬温かい場所だからか、灯塔に悲壮感が漂わない。 良家のお嬢さん、といったところか。 津軽海峡の灯台4基の中では最も背が高いが、安定感があり、バランスも取れている。 |
番号 ・ 名称 0032 汐首岬灯台 Shiokubi Misaki | 北緯 41 42 .7 | 東径 140 57 .8 | |
灯質 群閃白光 毎20秒に2閃光 | 光達距離 海里 | 水面〜灯光 50m | |
灯塔 白 塔形 | 灯塔の高さ 11m | 国土地理院地形図へ | |
初点 1893.11.20 (明治26年) | プレート 門標のみ | 訪問日 2007.05.15 | |
場所 「汐首灯台」 のバス停 | 駐車 少し離れて | 訪問難易度 難 5 ― 4 ― 3 ― 2 ― @ 易 | |
海峡の街 ・ 下関に住んでいると、関門海峡が全ての海峡の基準になってしまう。 (私の) 海峡のイメージからは、随分と幅広の海峡だが、文句を言うことでもない。 下北半島の大間からのフェリーは、海峡が最も狭まった2点間を避けて、函館と結んでいる。 そのほうが採算ベースに合うのだろうが、旅行者には無駄な事をしている、と映る。 最短距離を結ぶ架橋の希望もあるようだが、曇った日には対岸が見えない距離の架橋はどんなものか。 灯台の敷地には、巨大な糞がそこかしこに散らばっている。 歩行には注意が必要だ。 |
番号 ・ 名称 0012 葛登支岬灯台 Kattoshi Misaki | 北緯 41 44 .5 | 東径 140 36 .0 | |
灯質 単明暗白光 明6秒案4秒 | 光達距離 17海里 | 水面〜灯光 46m | |
灯塔 白 塔形 | 灯塔の高さ 16m | 国土地理院地形図へ | |
初点 1885.12.15 (明治18年) 昭和25年改築 | プレート 灯台名のみ | 訪問日 2007.05.15 | |
場所 車道はあるが、山道を歩いた(15分) | 駐車 可 | 訪問難易度 難 5 ― 4 ― 3 ― A ―1 易 | |
函館山には、立待崎などとシャレた名前の岬はあるが、灯台はない。 本州から函館に入る船は葛登支岬灯台を目指して直進し、それから面舵いっぱいでへさきを右に向ける。 函館に入出港する青函連絡船をはじめ、数多くの船を見守ってきた灯台だ。 あの洞爺丸も。 この灯台に見送られて泣いた人も、この灯台に迎えられて泣いた人も多かったろう。 灯台への山道は青函トンネルに向かう線路と並行するが、 列車は灯台の裏手の切り通しを通過するので 乗客は、葛登支灯台を見れないだろう。 人が見ても見なくても、灯台は灯りをともし続ける。 |
番号 ・ 名称 0001 白神岬灯台 Shirakami Misaki | 北緯 41 23 .9 | 東径 140 11 .8 | |
灯質 単閃白赤互光 毎30秒に白1閃光赤1閃光 | 光達距離 17海里 | 水面〜灯光 37m | |
灯塔 白赤横線 塔形 | 灯塔の高さ 17m | 国土地理院地形図へ | |
初点 1888.09.15 (明治21年) | プレート 灯台名のみ | 訪問日 2007.05.15 | |
場所 国道沿い | 駐車 可 | 訪問難易度 難 5 ― 4 ― 3― 2 ― @ 易 | |
白神岬灯台と対岸の竜飛埼灯台とを結んだ線から津軽海峡は始まる。 晴れた日は津軽半島が望める。 私が訪れた曇り空でも、雲に上半分を隠した半島はかすかに望めた。 青函連絡船が廃止された今、「津軽海峡冬景色」 の3番を口ずさむには、この場所がよかろう。 白神岬灯台のプレートには初点灯日の記載がない。 だから、初点プレートとはいわない? 函館海上保安部に聞いたら、1888年(明治21年) 9月15日だと言う。 私の誕生日じゃないか! やはり、「北の潮彩」 は、私の誕生日の灯台から始める運命だったのだ! |