番号 ・ 名称 0588 積丹出岬灯台 Shakotan De Misaki | 北緯 43 22 .4 | 東径 140 28 .9 | |
灯質 単閃白光 毎5秒に1閃光 | 光達距離 21海里 | 水面〜灯光 141m | |
灯塔 白赤横線 塔形 | 灯塔の高さ 13m | 国土地理院地形図へ | |
初点 1965.12 (昭和40年) 昭和62年改築 | プレート 初点プレート | 訪問日 2007.05.16 | |
場所 ハイキングコース | 駐車 麓に駐車場 | 訪問難易度 難 5 ― 4 ― 3 ― A ― 1 易 | |
神威岬に居る頃よりは天候が回復してきた。 灯台にたどり着くまでは、ゼイゼイハァハァいいながら、闇雲に登るから呼吸は乱れ、汗ばむほどだ。 海の色が、積丹ブルーにはほど遠いだろうが、申し訳程度に多少変わってきた。 上を見ても下を見てもキリがないから、これで良しとしよう。 ここの灯塔は頭でっかちだ。 バランスを崩しているようで、奇妙なバランスが取れている。 あの、頭でっかちが、灯塔の高さ13mを、それ以上に感じさせる。 周囲に何もないからでもあるが。 空がもっと蒼く、海がもっと碧かったら、「再訪したい灯台10基」 に加えていたかも。 |
番号 ・ 名称 0580 日和山灯台 Hiyori Yama | 北緯 43 14 .3 | 東径 141 00 .9 | |
灯質 群閃白光 毎20秒に2閃光 | 光達距離 19海里 | 水面〜灯光 50m | |
灯塔 白赤横線 塔形 | 灯塔の高さ 10m | 国土地理院地形図へ | |
初点 1883.10.15 (明治16年) 昭和28年改築 | プレート 初点プレート | 訪問日 2007.05.16 | |
場所 鰊御殿の上 | 駐車 探せば無料あり | 訪問難易度 難 5 ― 4 ― 3 ― 2 ― @ 易 | |
「喜びも悲しみも幾歳月」 のラストは、日和山灯台への道を主人公夫婦が登るシーンだ。 その坂道はかなり強引な有料駐車場と化している。 500円と、高い。 無料で停められるスペースもあるようだが、初めて行った者には分からない。 500円を払って気付く。 灯台の塗装は凄い! 灯塔だけでなく、並外れて大きい灯屋の壁面まで塗装されている。 一般家屋なら悪趣味の極致だが、雪に閉ざされた世界では識別効果が抜群なのだろう。 灯台に隣接した霧信号を、はじめは何だか分からなかった。 霧信号によじ登って灯室を撮った。 苦心作だ。 |
番号 ・ 名称 0600 弁慶岬灯台 Benkei Misaki | 北緯 42 49 .5 | 東径 140 11 .4 | |
灯質 単閃白光 毎8秒に1閃光 | 光達距離 16海里 | 水面〜灯光 33m | |
灯塔 白 塔形(四角) | 灯塔の高さ 13m | 国土地理院地形図へ | |
初点 1948.121 (昭和23年) 昭和52年改築 | プレート 初点プレート | 訪問日 2007/05.16 | |
場所 観光地 | 駐車 可 | 訪問難易度 難 5 ― 4 ― 3 ― 2 ― @ 易 | |
地名についているアイヌ語を和名に置き換えるとき、「弁慶」 の文字をあてたのは、国民的人気の 義経・弁慶伝説にあやかったもので、それは笑って見逃せばいいのだが、駐車場の入口の弁慶像には 何だか安っぽさが漂う。 町おこしの一環なら安直に過ぎる。 いかめしい弁慶像に比べれば、聖母像のたたずまいを見せる灯台がいい。 やはり、岬には灯台だ。 近くに寒漁村もないのに、灯台の崖下には船溜りがある。 単なるレジャー用か。 周囲には千畳敷みたいな岩場が広がっていて、避難港とも思えないけど。 |
番号 ・ 名称 0590 神威岬灯台 Kamui Misaki | 北緯 43 20 .0 | 東径 140 20 .8 | |
灯質 単閃白光 毎15秒に1閃光 | 光達距離 23海里 | 水面〜灯光 81m | |
灯塔 白地に黒横帯2本 塔形 | 灯塔の高さ 11m | 国土地理院地形図へ | |
初点 1946.08.25 昭和35年再建 | プレート 初点プレート | 訪問日 2007.0516 | |
場所 観光地 | 駐車 可 | 訪問難易度 難 5 ― C ― 3 ― 2 ― 1 易 | |
蝦夷三険岬の一つで、神威はアイヌ語で 「神」 をあらわす。 女人禁制の時代もあって、怖い岬なのだ。 帆船時代には、この岬を通るときは帆をおろし、藁人形、神酒を海神に捧げて海路通航の許しうを乞うた。 展望台まで行くと、そこから先は 「強風のため通行止」 で、門は閉ざされ有刺鉄線が。 難易度は 「4」。 私の灯台めぐりは、極論すると 「初点プレート撮影」 なのに‥‥。 しばらく逡巡し、次なる行動を躊躇した。 結論は、禁を犯して、神の怒りをかってもいい、管理者から説教を喰らってもいい、始末書なら書く。 利尻、礼文。 宗谷岬〜納沙布岬。 悪天候が続いたのは 「神威の祟り」 だったのか。 |
番号 ・ 名称 0575 石狩灯台 Ishikari | 北緯 43 15 .4 | 東径 141 21 .6 | |
灯質 単閃白光 毎20秒に1閃光 | 光達距離 13海里 | 水面〜灯光 17m | |
灯塔 白地に赤横帯2本 塔形 | 灯塔の高さ 14m | 国土地理院地形図へ | |
初点 11892.01.01 (明治25年) 昭和41年改築 | プレート 初点プレート | 訪問日 2007.05.16 | |
場所 石狩川河口 | 駐車 可 | 訪問難易度 難 5 ― 4 ― 3 ― 2 ― @ 易 | |
石狩川は、歌謡曲 「石狩川悲歌」 で愛着を覚える川だ。 私がカラオケで十八番にしている。 「喜びも悲しみも幾歳月」 のロケ地となった。 主人公が最初に赴任する灯台だ。 最後は日和山灯台。 私の灯台めぐりも、千歳に着いたら石狩灯台から初めて、反時計回りに日和山で終わる予定だった。 諸般の事情で、千歳から苫小牧に向かってしまったが‥‥。 結果論だが、最初の計画通りに石狩灯台に来ていれば、天気が崩れる前に宗谷岬も納沙布岬も行けた。 サハリンも国後も見えた。 知床横断道路も通れた。 利尻、礼文には渡らなかっただろうが。 |