ブログ 「葡萄舎だより」 では、HPに先行して 「奥の磯道」 灯台訪問記を掲載しています。

  
「奥の磯道」 の前に (新潟東部)  
  「奥の磯道」 山形の灯台  (鼠ヶ関灯台・他)
  「奥の磯道」 秋田の灯台  (入道埼灯台・他)
  「奥の磯道」 津軽の灯台 1  (小泊岬北灯台・他)
  「奥の磯道」 津軽の灯台 2  (龍飛埼灯台・他)
  「奥の磯道」 下北の灯台  (尻屋埼灯台・大間埼灯台・他)
  「奥の磯道」 陸奥から陸中へ  (鮫角灯台・陸中黒埼灯台・他)
  
「奥の磯道」 陸中海岸 1  (魹ヶ埼灯台・他)
  「奥の磯道」 陸中海岸 2  (御箱埼灯台・陸中尾埼灯台)
  
「奥の磯道」 陸中海岸 3  (首埼灯台・綾里埼灯台・他)
  
「奥の磯道」 陸前の灯台 1  (龍舞埼灯台・他)
  「奥の磯道」 陸前の灯台 2  (大須埼灯台・他)
  「奥の磯道」 陸前の灯台 3  (金華山灯台・他)
  「奥の磯道」 福島の灯台  (鵜ノ尾埼灯台・他)
  「奥の磯道」 ゴール・塩屋埼灯台  

  現在地                    掲載している灯台
 「奥の磯道」 表紙  灯台地図、旅程表
 山形の灯台  鼠ヶ関灯台、波渡埼灯台、荒埼灯台、初代酒田灯台、酒田灯台、羽後三埼灯台
 秋田の灯台  金浦港灯台、松ヶ埼灯台、船川灯台、塩瀬埼灯台、入道埼灯台、チゴキ埼灯台
 青森の灯台1  艫作埼灯台、鳥居埼灯台、大戸瀬埼灯台、小泊岬南灯台、小泊岬北灯台
 青森の灯台2  龍飛埼灯台、高野埼灯台、平舘灯台、陸奥大島灯台、安井埼灯台、大間埼灯台
 青森の灯台3  陸奥黒埼灯台、尻屋埼灯台、白糠灯台、陸奥塩釜灯台、鮫角灯台、階上灯台
 岩手の灯台1  陸中黒埼灯台、陸中弁天埼灯台、小本灯台、陸中真埼灯台、閉伊埼灯台、トドヶ埼灯台
 岩手の灯台2  御箱埼灯台、陸中尾埼灯台、首埼灯台、綾里埼灯台、コオリ埼灯台、碁石埼灯台
 宮城の灯台1  陸前御崎岬灯台、上段灯台、陸前大島灯台、岩井埼灯台、歌津埼灯台、寺浜灯台、
 宮城の灯台2  大須埼灯台、白銀埼灯台、早埼灯台、金華山灯台、陸前黒埼灯台、花淵灯台
 福島の灯台  鵜ノ尾埼灯台、小良ヶ浜灯台、番所灯台、塩屋埼灯台
 奥の磯道」 前後  岩船港灯台(新潟)、磯埼灯台(茨城)、友ヶ島灯台(和歌山)
 月日  訪問灯台  宿泊地
 2010
 04 / 30
 下関 0800 ~ 2100 岩船港灯台(新潟) ~ 2200 鼠ヶ関漁港(山形)  鼠ヶ関漁港
 2010
 05 / 01
 鼠ヶ関灯台 ~ 波渡埼灯台 ~ 荒埼灯台 ~ 初代酒田灯台 ~ 酒田灯台 ~ 
 羽後三埼灯台 ~ 金浦港灯台(秋田) ~ 松ヶ埼灯台 ~ 船川灯台 ~ 塩瀬埼灯台 ~
 入道埼灯台 ~ チゴキ埼灯台 ~ 艫作埼灯台(青森) ~ 鳥居崎
 道の駅 ふかうら
 05 / 02  鳥居埼灯台 ~ 大戸瀬埼灯台 ~ 小泊岬南灯台 ~ 小泊岬北灯台 ~ 龍飛埼灯台
 ~ 高野埼灯台 ~ 平舘灯台 ~ 浅虫温泉
 道の駅 ゆーさ浅虫
 05 / 03  陸奥大島灯台 ~ 安井埼灯台 ~ 野辺地常夜燈 ~ 尻屋埼灯台 ~ 大間崎展望台
 ~ むつ市
 H. ニューグリーン
 05 / 04  白糠灯台 ~ 陸奥塩釜灯台 ~ 陸奥黒埼灯台 ~ 恐山 ~ むつ市  H. ニューグリーン
 05 / 05  大間埼灯台 ~ 鮫角灯台 ~ 階上灯台 ~ 陸中黒埼灯台(岩手) ~ 北山崎 ~ 田野畑村   道の駅 たのはた
 05 / 06  陸中弁天埼灯台 ~ 小本灯台 ~ 陸中真埼灯台 ~ 閉伊埼灯台 ~ トドヶ埼灯台
 ~ 山田町
 
 道の駅 やまだ
 05 / 07  御箱埼灯台 ~ 陸中尾埼灯台 ~ 三陸町  道の駅 さんりく
 05 / 08  首埼灯台 ~ 綾里埼灯台 ~ コオリ埼灯台 ~ 碁石埼灯台 ~ 陸前高田市  道の駅 高田松原
 05 / 09  陸前御崎岬灯台(宮城) ~ 上段灯台 ~ 陸前大島灯台 ~ 岩井埼灯台 ~ 歌津埼灯台 
 ~ 寺浜灯台 ~ 大須埼灯台 ~ 白銀埼灯台 ~ 石巻市
 道の駅 上品の郷
 05 / 10  早埼灯台 ~ 金華山灯台 ~ 陸前黒埼灯台 ~ 仙台市  H. リッチフィールド
 05 / 11  盛岡往復 ~ 仙台市  H. リッチフィールド
 05 / 12  山形 ~ 喜多方 ~ 福島 ~ 裏磐梯 ~ 相馬市  道の駅 そうま
 05 / 13  鵜ノ尾埼灯台(福島) ~ 花淵灯台(宮城) ~ 小良ヶ浜灯台(福島) ~ 磯埼灯台(茨城) ~ 
 番所灯台(福島) ~  小名浜
 小名浜第一 H
 05 / 14  塩屋埼灯台(下見)  小名浜第一 H
 05 / 15  塩屋埼灯台 1300 ~ 2100 名神多賀SA(滋賀)  多賀SA
 2010
 05 / 16
 ~ 0700 加太港(和歌山) 0900 ~ 友ヶ島灯台 ~ 1200 加太港 ~ 1930 下関  

「奥の磯道」 では、大間埼灯台に船で渡るのが5月5日と設定されていた。
2日目に、鼠ヶ関灯台から艫作埼灯台まで12基の灯台訪問を終えてしまったから、下北半島で時間をもてあました。
爆走したかったわけではないが、山形・秋田の灯台が幹線沿いにあるから、こうなってしまう。
東北の夜明けが早いのも一因だ。 4時半には動きだしていた。
むつ市のホテルでの連泊は、本州の西端から北端まで車を走らせた身には、格好の骨休めになった。

塩屋埼灯台でのゴールを5月15日と定めていて、これまた時間をもてあました。
陸中・陸前の灯台めぐりに、もっと時間がかかるだろうと、余裕を持った旅程を組んでいたからこうなる。
仙台のホテルで連泊し、仙台を基点に、盛岡へ往復して 「わんこそば」 を食べた。
翌日は山形から福島をドライブして喜多方ラーメンも食べた。 私の灯台めぐりでは滅多にないことだ。

小名浜のホテルでも連泊した。 部屋に呼んだマッサージが効いた。
泉大津から阪九フェリーに頼らなくても、陸路を走って下関に帰れた。

東北6県の海岸線に連なる灯台たちは、ビッグネームの灯台も、そうでない灯台も、それぞれに素晴らしい。
それぞれの灯台に、それぞれの想い出を残しているが、やはり、到達するのに苦労した灯台は想い出も一入だ。
苦労したのは、小泊岬北灯台と陸中海岸の灯台、そして金華山灯台だ。
最も苦労したのは小泊岬北灯台だ。

私の灯台めぐりとは、灯台に対する表敬訪問だ。
だから、苦労して灯台に到達しても、「攻略した」 とか 「征服した」 とか 「リベンジした」 という表現は一切使わない。
私にとって灯台は、攻略したり、征服したり、リベンジする対象ではないから、その表現は絶対に使わない。
しかし、一度だけ、その表現を使うことを自分に許すとすれば、
それは小泊岬北灯台に対してだ。 (正確には、その道中に対してだけど)
あの道中は 「闘い」 だった。 二度と行きたくない灯台だ。
二度と行きたくないけど、行ける機会があれば、当然、また行く。
釣り人も行かない (行けない) 灯台って、これこそ、まさしく 「灯台ファンのための灯台」 じゃないか。
釣り人たちは、私が難儀をしてたどり着く灯台の、そのまた先のポイントまで行っているのが常だから。















津軽では、雪融かしの風が強烈だった
山形と岩手では桜が満開だった
三陸では海霧が発生した
鼠ヶ関から勿来の関まで
早春の、みちのくの灯台を訪ねた

日本一周を終えたら、次は離島の灯台めぐりを始めるが、
その嚆矢として友ヶ島灯台(和歌山) を訪ねた。
「奥の磯道」 の帰りがけの駄賃、だ。 
帰りがけの駄賃、などと言っては失礼な、明治5年初点灯の保存灯台だ。

「奥の磯道」 の前後に
「荒凪灯台紀行」 のコースから外れていた岩船港灯台(新潟)、
「三半島物語」 で見落とした磯埼灯台(茨城) を訪問している。

苦労してたどり着いた灯台は数知れない。
道がわからず、2度断念して、
3度目に訪問を果たした国東半島の琵琶埼灯台。
老化で膝がままならず、歯を食いしばって
鉄階段を昇降した伊豆の波勝岬灯台。
往復4時間超の山歩きを強いられた陸中尾埼灯台。
それらは、
小泊岬北灯台へのの難行に比べればハイキング、だ。
灯台まで、道がついていたから。
小泊岬北灯台へは、道が無い個所通り抜け、
行く手を阻む岩を乗り越えなければならなかった。

足止めを食らった、むつ市を基点としての下北半島の灯台めぐり、
同様に、仙台市、いわき市小名浜に滞在していた前後の灯台めぐりは、
爆走を旨とする私(?) としては随分と非効率的な灯台めぐりをしている。 本HPでは、一筆書きの軌跡として掲載する。

ブログ版 「奥の磯道」

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現在地
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(以下余白)

「奥の磯道」 では、
実にたくさんの素晴らしい灯台を訪問できた。
2000枚以上の写真を撮ってきた。
その中で、一枚の写真を選ぶなら、
迷わず、小泊岬北灯台の写真だ。
初点プレートの前で撮った記念写真だ。

私の代わりに写っているのは
竹の杖と黒いズダ袋。
黄色い子犬と沖縄煙草の 「うるま」
私の灯台めぐりではいつも一緒だ。

一枚の写真

旅 程 表


みちのく 灯台めぐり 「奥の磯道」 は、4年前に計画していた。
灯台めぐりを始めて、まだ間がない頃だった。
秋田まで飛行機で飛び、レンタカーで灯台をめぐり、仙台で乗り捨てて飛行機で帰るという計画だった。
その計画は相当に煮詰めていたのだが 「東北まで行くならいっそのこと北海道へ」 という考えから、
北海道の灯台めぐり 「北の潮彩」 が先に実現してしまった。

その後の進展で、九州、山陰、と近場を回り、次第に東進して手始めが東瀬戸内海から四国 「五国灯台歴訪」
紀伊半島から東海 「黒潮灯台紀行」、佐渡から若狭 「荒凪灯台紀行」、伊豆から房総 「三半島物語」 と続き、
東北6県の 「奥の磯道」 が最後になった。
東北6県を回ってしまえば日本一周になると気付いて、あわてた 「西瀬戸内海漂泊」 の灯台めぐりは泥縄だ。
これまでに、見落としたり、通り過ぎたり、割愛した灯台も訪問した。

満を持しての 「奥の磯道」 は、鼠ヶ関灯台がスタートで、塩屋埼灯台がゴールだ。
塩屋埼灯台がある、いわき市出身のRさんがゴールを祝ってくれる、という打ち合わせに沿って、
17日間の灯台めぐりを終えた。 計画に組み込んでいた灯台はすべて訪れた。
覚悟していたけれど、灯台までの長い道のりを歩かされる、かなりタフな灯台めぐりとなった。

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