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定期船の出航を待つ間、
船着き場の喫茶店でモーニングを。
喫茶店だけど、酒場にしたいような
立地の店だった。
八代亜紀の 「舟唄」 で歌われるような。

鳥羽から菅島を往復すると、
どうしても目に入ってしまう。
灯台の氏素性を調べ、機会があれば
行ってみたいと思わせる灯台だ。

島ケ埼灯台 】 群閃白光 毎7秒に2閃光

答志島の西端にあるから 「島ケ埼」
そこに建つから 「島ケ埼灯台」
答志島なら、行って行けなくはない。
やはり、志摩半島は灯台の宝庫だ。

鳥羽〜菅島 市営定期船から見た灯台たち

防波堤灯台と見まがう清水真埼灯台だが、
富士を従えると話は違ってくる。

三保ノ松原の2基に加えて、清水港には堂々たる防波堤灯台が数基ある。
富士山を見納めにする時間になった。 
富士山の介添え役は 「清水港外防波堤南灯台 (群閃赤光 毎13秒に3閃光) 」 だ。
35°01' 02"N,  138°31' 09"E   白色塔形
等明暗白光、明3秒暗3秒   6000カンデラ (13M)
光達距離 11海里   地上〜頂部:10.7m、水面〜灯火:11m
初点灯

昨年の 「黒潮灯台紀行」 で、御前埼灯台まで脚を伸ばしたから、
三保ノ松原の2基を加えると、訪問した灯台は、北茨城の大津岬灯台まで繋がる。 残るは東北6県だ。

越し方、
伊豆の連山から陽が昇る

清水真埼 (しみずまさき) 灯台


鳥羽港で 「いすず」

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鳥羽港に帰ってきて、最後の決定を下さなければならない。
家人には 「高速1000円で日曜日に帰る」 と言って灯台めぐりに出掛けてきた。 今日は木曜日だ。 
まだ日にちはあるが、膝を痛めてからずっと脚を引きずって歩き、また、痛い脚をかばって歩いて疲労は限界だ。

いずれにしても西に向かって走るが、阪九フェリーに間に合うならフェリーで帰る。
阪九フェリーに間に合わないなら、加太港まで走って、友ケ島灯台を訪問する。
(友ケ島灯台も 「黒潮灯台紀行」 の際、立ち寄れなかった灯台なのだ)

伊勢道、名阪国道、阪和道と飛ばしたら、和泉大津のフェリー乗り場に40分の余裕を持って到着してしまった。
ここはひとつ、経営危機のフェリー会社に貢献するか。
本音は、私の脚はそんな冗談を言える状態ではなかった。
フェリーで風呂に入り、ビールとワインを飲みながら明石海峡大橋をくぐった。 懐かしい江埼灯台の点滅は見た。
あとは、宇部沖で船内放送が始まるまで、灯台の灯を見ていない。
灯台めぐりの2基目、川尻灯台で転倒しなければ‥‥。 愚痴だ。
でも、たくさんの灯台を訪れた。 十分満足だ。

菅島の学校は、灯台を模している。
灯台が島民に愛されているんだ。 誇りなんだ。
嬉しくなるじゃないか!

灯台めぐり 「三半島物語」 目次 
「三半島物語」 表紙 GO
陸前浜街道〜犬吠埼 GO
房総半島 GO
三浦半島〜湘南 GO
伊豆半島 GO
復路 (三保ノ松原 ・ 菅島) このページです

このページの灯台訪問記はブログにもあります こちら です


防波堤灯台でさえ、
灯台は海から、船から見るのがいい、
と思う。
次は、海から、船から見てみたい。

「日本列島一周 ・ 海から見る灯台」
が実現する日はあるか?

三保の松原から

  清水灯台 GO
  清水真埼灯台 GO
  鳥羽港周辺の灯台たち GO
  菅島灯 GO


灯台めぐり 「三半島物語」 目次 
「三半島物語」 表紙 GO
陸前浜街道〜犬吠埼 GO
房総半島 GO
三浦半島〜湘南 GO
伊豆半島 GO
復路 (三保ノ松原 ・ 菅島) このページです

菅島灯台を訪れたことがある方なら、
この写真が、フツーでは撮れない、
とお解りだろう。

灯塔を、お化粧直しする最中らしく、
塗装屋さんが、
長梯子を灯塔の裏に置いたまま
作業を中断していたから、
それを担ぎ出して灯塔に架け、
片手で体を支え、片手で撮った写真だ。
膝は痛くても、
このくらいのことはするし、できる (笑)

34°29' 48"N,  136°54' 42"E   白色 円形 煉瓦造
第4等フレネル式 単色白光 毎4秒に1閃光   17,000カンデラ
光達距離 20海里(約37km)   地上〜頂部:9.7m、水面〜灯火:54.5m
初点灯 明治6年7月1日

灯台めぐり 「三半島物語」 では、
二代目、三代目と代替わりした灯台も多かったが、日本の灯台史に燦然と輝く灯台たちを観てきた。
首都圏に近いこともあって、知名度の高い灯台たちも多かった。
「黒潮灯台紀行」 であいた穴を埋めるためとは言いながら、最後の訪問灯台が菅島灯台とは、灯台ファン冥利に尽きるじゃないか。
「三半島物語」 の最後を飾るにふさわしい灯台だった。

菅島 (すがしま) 灯台

定期船には始発の中之郷で乗った。
菅島へ往復する定期船は
この灯台で曲がって佐田浜に寄港する。

【 丸山埼灯標 】 モールス符号緑光

「灯台めぐりをしている」 と言ったら、
「干潮の時だけ渡れるような灯台も?」
と聞くから 「もちろん」 と答えたら、
「坂手島に、そんな灯台がある」 と言う。

確証はないが、
船から目を凝らして眺めると、
どうやら、この灯標らしい。
なるほど、
これなら行ってみたくなる。

ところで、
干潮時には、本当に渡れるのだろうか。

【 鳥羽港東防波堤灯台 】 連成不動単閃緑光 毎5秒に1閃光

巡視船が停泊していた。
「いすず」 「しののめ」 が中之郷に。
佐田浜には、
巡視艇 「とりひかり」 が入港してきたが、
海保の巡視船艇はどうでも良かった。

三保ノ松原を後にして、西に向けて走った。
昨年の 「黒潮灯台紀行」 で立ち寄れなかった志摩半島の 菅島灯台 を、この機会に訪問しておこう、と。
鳥羽市営定期船の出港時刻に間に合うように (かなり) 飛ばした。 飛ばしすぎて、鳥羽港で一時間待った。

富士川SAで車中泊をして、朝5時に出発。 三保ノ松原には6時前に着いた。
「灯台前」 という名の交差点を右折してからも、灯台まではまだあるが、朝から、嬉しくなるような地名を通過できて、
なんとなくいい気分になるから、私も他愛ない。
今回の灯台めぐりでは、大津岬灯台、勝浦灯台、稲取岬灯台、そして三保ノ松原の2基で朝の点灯を見た。
脚を引きずりながら、よく歩いたものだ。

35°00' 26"N,  138°32' 01"E   白色 八角形 コンクリート造
第6等、群閃白光、毎15秒を隔て5秒間に2閃光    67,000カンデラ
光達距離 14海里(約26km)   地上〜頂部:17.7m、水面〜灯火:21m
初点灯 明治45年3月1日

清水 (しみず) 灯台

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